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ドライビングテクニック

コース全体を考えたRCカーのライン取り

投稿日:2018年3月31日 更新日:

サーキットでのコーナーはすべて「アウト・イン・アウト」で走れる訳ではありません。
それはサーキットのレイアウトによって変わってくるのですが、ほとんどのサーキットでは複合コーナーというものがあるためです。

この複合コーナーで「アウト・イン・アウト」にこだわることは、走行距離をいたずらに伸ばすことになり、無駄の多いライン取りとなってしまうことがあります。

このことから、最短距離を走ること大きな曲率でスピードを上げて曲がることこの両者のバランスを取ることが大切になってきます。

また、実際のサーキットではもう一つ重要な要素があります。それは、コーナーを抜けた先にはストレートがあるということです。ラジコンサーキットでは、いくつかのコーナーを抜けた先には、必ず長いストレートがあります。

このとき、速いスピードから加速したほうが、ストレートスピードが伸びることになります。
ストレートスピードが上がれば、次のコーナーまで短時間で到着することができ、コーナーへの進入スピードも高めることができます。

どんなにコーナー区間の通過タイムを上げても、そのスピードがストレートに生かされなければ、全体としてはマイナスになるのです。

そこで、コーナーが連続する区間では、ストレートに続くコーナーの立ち上がりを優先することになります。

たとえば、S時コーナーでは、ふたつ目のコーナーの脱出速度を高めるようなライン取りを優先させることになります。一つ目のコーナーは小回りし、二つ目のコーナーのスピードを上げてストレートスピードを伸ばすようなライン取りを取るのです。

ラジコンカーのライン取り 一つ目のコーナー立ち上がりでアウトに膨らんでしまっては、二つ目のコーナーのアプローチラインが、とても窮屈になり進入スピードを上げられなくなります。
進入スピードが遅ければ、立ち上がりのスピードも遅くなり、ストレートスピードは伸びなくなり、ラップタイムの向上は難しくなってきます。
ラジコンカーのライン取り そこで、一つ目のコーナーは小回りし、
二つ目のコーナーのスピードを上げてストレートスピードを伸ばすようなライン取りを取るのです。

ライン取りを決める要素として、「最短距離」、「遠心力を減らす大きな曲がり方」、「速い立ち上がりスピード」の3要素があるのです。

この3要素を組み合わせ、もっともプラスの大きい、ラップタイムが速くなるのがそのコースのベストラインになります。

このことから、コーナー単独でラインを考えるのではなく、コース全体をどう走ればもっともラップタイムが 速くなるのかを考えなくてはいけないことが分かっていただけましたでしょうか?

-ドライビングテクニック

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