生存率1%と言われた脳幹出血と、全ての言葉を奪い去った脳梗塞から完全に立ち直った闘病記録

脳卒中で苦しんでいるあなたと、あなたの家族を、私の経験で救いたい

僕が行ったリハビリ

片麻痺を克服するために僕がやったこと

投稿日:2020年5月29日 更新日:

僕は脳幹出血を発症した際に、左半身が麻痺に近い状態となってしまいました(完全に麻痺していた訳ではなく、頑張ればほんの少しだけピクリと動かすことができていた状態です)。

ですが2ケ月ほどでお茶碗が持てるようになり、それからもコツコツとリハビリをしていった結果、ほとんど発症前と変わらないまでに回復することができました。

片麻痺は、後遺症の中でも最も治したいもののひとつだと思います。この記事では、僕が実際に行ったリハビリ方法の中で、とくにこれは効果があったリハビリ方法について紹介していきます。

 

【大前提】早期リハビリ開始が後遺症を軽くする

かつては、脳卒中発症後すぐにリハビリを行うことは、さらに状態を悪化させる要因になるということでタブーとされていました。しかし、2000年頃からその考え方が見直され、現在ではいち早くリハビリを行うことが推奨されています。

僕の場合もしかりで、脳幹出血発症してから数日後には、人工呼吸器を付けた状態で、リハビリの先生(PT)によるリハビリが開始されました。ただ、このときのリハビリというのは関節が固まらないようにするためのリハビリでしたが、それでも早期リハビリをしてもらったのが、回復の足掛かりになったと思います。

 

【大前提】自主的なリハビリ(自主トレ)をどれだけしたかで結果が変わる

僕はリハビリ病院に約半年間ほど入院していましたが、僕を含めて大きく回復できた人には共通点がありました。その共通点は、『回復することを信じて、毎日コツコツと自主的なリハビリをやってきた人』です。

例えばサッカーや野球、勉強でもそうですが、人より良い成績を収めたいのであれば、人よりも多く頑張らなければなりません。またそのような人は、絶対に隙間時間を見つけては練習に勤しんでいます。

リハビリも一緒です。どれだけ自主的なリハビリを行ったかによって回復度は確実に変わってきます。ですから、これから紹介することを少しだけすれば良くなると思わないでださい。毎日暇があればやっているという位の気兼ねがないといけません。

 

グーパーをいっぱいする

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握って、開いて、握って、開いて
単純なリハビリ法ですが効果はあります。そしてこのリハビリは、テレビを見ている時、ベッドで横になっているときなど、いつでもどこでもできるはずです。このリハビリに効率的なものはありません。諦めないことが一番のコツと言えます。

「動け!」と頭で言っても動かない時は、動いている反対の手で補助しながらでも、動く感覚を脳の神経細胞に叩き込むようにしていました。脳は現在の医学でもほとんど解明されていません。ですから常識にとらわれ過ぎず、「自分が新しい常識をつくる!」というくらいにチャレンジしていました。

 

さらに効率よくリハビリ効果を高めるアイテム

先ほどのグーパーと動作は同じですが、より握っている感覚を覚えるのと、握力を付けるために行っていました。握りやすさと程よい硬さなので、すごく良いリハビリになったと感じています。

 

電卓を使って指のリハビリ

指先だけを効率的に動かすことができるリハビリはないのかと考え、まず思いついたのがノートパソコンのキーボードで文字を入力することでした。ですが、ノートパソコンだとかさばるのと、充電しないといけない点から、病院内でのトレーニングは断念。代わりに電卓を採用することにしました。

電卓だとソーラー電池で充電いらず、またかさばらないのでベッドの上でも、デイルームでもどこでも気軽にできて、非常によいリハビリになったと思っています。

僕は、下記URLの問題集を印刷して練習していました。
電卓問題集>>https://www.jpn-world.com/

最初は、全然うまくいかないんですが、毎日コツコツとやっていると次第に要領が分かってきて、スムーズにキーを打てるようになってきたので、よいリハビリになったと思っています。

ちなみに『僕が使用していた電卓』は下記ものになります。

キーが大きい方が打ちやすいので選びました(楽天の電卓購入ランキングで1位だったので買ってみました。

 

リハビリ用器具 ペグ

麻痺等のリハビリでよく使われる「ペグ」を使ったリハビリです。同じ色に並べたりすることで、肩回り、腕回り、手先のリハビリになります。隙間時間でのんびり気長に遊び感覚で楽しんでいました。価格も手頃で助かります。

指先の訓練にちょうどいい大きさですし、指先のトレーニングにとても効果がありましたので、お勧めしたいリハビリグッズのひとつです!

  
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僕がここまで元気になれた理由
» なぜ、僕は脳幹出血と脳梗塞の後遺症を乗り越えることができたのか?

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目次

序章

脳動静脈奇形破裂による脳幹出血

社会復帰は絶望的

意識がない患者に何をすればいい?

一番辛かった嚥下障害(えんげしょうがい)

リハビリ開始!(脳幹出血発症から20日)

回復期のリハビリと維持期のリハビリの違い

└・片麻痺を克服するために僕がやったこと

└・目のリハビリ

└・失語症、高次脳機能障害に効果があったリハビリ

なぜ、僕は脳幹出血と脳梗塞の後遺症を乗り越えることができたのか?

脳血管撮影検査の合併症で脳梗塞発症

家族の人も後悔しないために

お医者さんから嫌われる患者・家族の特徴

母直筆の71日間の闘病記録ノート

病気を乗り越えた後の生活

最後に