退院後の生活

最後に

投稿日:2020年5月30日 更新日:

最後に、僕自身の経験からぜひ皆さんにも知っておいてほしいことがあります。

それは「大きな病気やケガをすることは必ずしも人生のマイナスにならない」ということです。僕自身、二度の大病を経験したことで、今振り返ってみると人間として一皮も二皮も剥けたと思っています。他人にも親切になれました。街中で困っている人を見ると放っておけなくなりました。

もちろん、以前にもまして家族や友人にも優しくなれました。無用な人間関係のトラブルにも巻きこまれることもなくなりました。信頼できる多くの人たちに囲まれ、笑顔で過ごせることも多くなりましたし、一日を感謝の気持ちで過ごせるようになりました。

仕事で無理難題を要求されることももちろんあります。そんなときでも、「あの大病を克服できたのだから」と、自信をもって踏ん張ることもできるようになったのです。『人生山あり谷あり』とはよく言ったもので、長い人生生きているなかで幸せなときもあれば辛く苦しいときもあります。

脳幹出血・脳梗塞を発症したときは、まさに人生のどん底に突き落とされたようにお先真っ暗な気持ちになりました。でも考えを変えて「人生はクリア型のゲームだ」と思って、困難に直面したときこそ、諦めたくなったり逃げ出したくなったときこそ、歯を食いしばって乗り越えればその先にはきっと成長した自分がいます。僕は今回の経験で、一回りも二回りも大きくなれたと思っています。

「ピンチはチャンス」です。脳の病気は、あきらめなければ乗り越えられます。
闘病中に分からないこと、不安なことなおありましたら、遠慮なく連絡をください。
ぜひ、あきらめずに、強い気持ちをもって生き抜いて、勝ち抜いてください。応援しています。