第七章:退院後の日常生活について

最後に

投稿日:2020年5月30日 更新日:

最後に、僕自身の経験からぜひ皆さんにも知っておいてほしいことがあります。

それは「大きな病気やケガをすることは必ずしも人生のマイナスにならない」ということです。僕自身、二度の大病を経験したことで、今振り返ってみると人間として一皮も二皮も剥けたと思っています。他人にも親切になれました。街中で困っている人を見ると放っておけなくなりました。

もちろん、以前にもまして家族や友人にも優しくなれました。無用な人間関係のトラブルにも巻きこまれることもなくなりました。信頼できる多くの人たちに囲まれ、笑顔で過ごせることも多くなりましたし、一日を感謝の気持ちで過ごせるようになりました。

仕事で無理難題を要求されることももちろんあります。そんなときでも、「あの大病を克服できたのだから」と、自信をもって踏ん張ることもできるようになったのです。『人生山あり谷あり』とはよく言ったもので、長い人生生きているなかで幸せなときもあれば辛く苦しいときもあります。

脳幹出血・脳梗塞を発症したときは、まさに人生のどん底に突き落とされたようにお先真っ暗な気持ちになりました。でも考えを変えて「人生はクリア型のゲームだ」と思って、困難に直面したときこそ、諦めたくなったり逃げ出したくなったときこそ、歯を食いしばって乗り越えればその先にはきっと成長した自分がいます。僕は今回の経験で、一回りも二回りも大きくなれたと思っています。

「ピンチはチャンス」です。脳の病気は、あきらめなければ乗り越えられます。
闘病中に分からないこと、不安なことなおありましたら、遠慮なく連絡をください。
ぜひ、あきらめずに、強い気持ちをもって生き抜いて、勝ち抜いてください。応援しています。

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目次

第一章:闘病記録

序章

【僕が経験した1回目の脳の病気】脳動静脈奇形破裂による脳幹出血

【僕が経験した2回目の脳の病気】脳血管撮影検査中に脳梗塞になる

病気をしたのは僕のせい

母直筆の71日間の闘病記録ノート

昏睡状態の患者に対して家族ができること

闘病中一番身近にいてくれた母との対談

第二章:リハビリテーション

嚥下障害を克服するために僕がやったこと

リハビリをする上で最も大切にしないといけないこと

回復期のリハビリと維持期のリハビリの違い

片麻痺を克服するために僕がやったこと

目のリハビリテーション

しゃっくりを確実に止める方法

失語症、高次脳機能障害に効果があったリハビリ

手の痺れでお悩みの方必見!治し方やリハビリの方法をご紹介

脳卒中後のバランス訓練

第三章:患者をサポートするご家族の方へ

家族の人も後悔しないために

看護師さんの存在って大きいな

お医者さんから嫌われる患者・家族の特徴

なぜ病院は転院を迫ってくるのでしょうか?

お医者さんが言っていることのすべてが正しいとは限りません

脳卒中で後遺症が残ったら身体障害者手帳を申請しましょう!

リモートによる医療相談窓口

確認しておきたい、働けなくなった時に使える制度や保険

第四章:病気を克服するための心構え

脳卒中を克服できるかどうかは、99%これで決まる!

大きな成果を出す秘訣は「高い目標設定」にあります。

大病は悪いことだけではない!大病を経験すると人生が輝きだす!

人生は株価と一緒!脳卒中は神様が与えてくれたプレゼント!

「ありがとう」は魔法の言葉

脳動静脈奇形破裂の再発は怖くないの?

思い込みで脳幹出血(脳卒中)になる

気管切開の傷跡は生き抜いた勲章

良い患者でいることの重要性

第五章:【入院中】使ってよかった物・買って良かった物

脳卒中患者が選ぶ、入院便利グッズ

第六章:【退院後】使ってよかった物・買って良かった物

自宅の玄関ドアやカギが自動ドアになる装置

第七章:退院後の日常生活について

病気を乗り越えた後の生活

障がい者の出会いにおすすめのマッチングアプリ・婚活アプリ・結婚相談所を紹介

最後に