ご家族の方へ

なぜ病院は転院を迫ってくるのでしょうか?

投稿日:2020年9月24日 更新日:

僕は脳幹出血と脳梗塞の2つの脳の病気を経験してから、お医者さんの仕事は、急性期病院の存在意義は、一命を取り留めることにあると思います。

そのため、一命を取り留め、容体が安定してきたら、施設や老健施設、リハビリ病院への転院の話がでてきます。

人によっては、何か追い出されているように感じることがあると思います。

でも、これは病院経営から考えても、次の脳卒中患者を救うためにも仕方がないことだと思っていますし、結局は患者のためになると思っています。

病院と言えども利益を出さなければ、病院経営はできませんし、これから運ばれてくる脳卒中患者に良質な医療を提供することはできないのです。

「病院が利益を考えるなんておかしい!!」と思う人もいるかもしれませんが、ちょっと待ってください。

利益を出していかないとドクターや看護師さんといった医療従事者に対して給料を渡すことができませんし、昇給させることもできなくなります。当然医療従事者のやる気も下がってきます。これでは良い医療を届けることも難しくなるでしょう。

また、利益がでなければ最新の医療機器を買うこともできませんし、新たに病院を作ることができなくなるでしょう。

ですから、病院と言えども利益主義に走らないと存続できないし、より良いサービスを提供することができなくなります。

◆転院は悪いことではありません!

どんな業種でも1分野に特化している組織というのは強いものですし、よいサービスを受けることができます。

リハビリに関して言いますと、急性期病院でもリハビリ師がいるとは思いますが、私の実感としては、容体が安定してきたら、リハビリ専門の病医でリハビリをする方が、回復しやすいと思っております。

なぜなら、さまざまなノウハウを保有しているからです。実際に私もリハビリ病院に転院してからぐーんっと回復しました。

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目次

第一章:闘病記録

序章

【僕が経験した脳の病気①】脳動静脈奇形破裂による脳幹出血

病気をしたのは僕のせい

なぜ、僕は脳卒中による意識不明状態から目覚めることができたのか

【僕が経験した脳の病気②】脳血管撮影検査の合併症で脳梗塞発症

母直筆の71日間の闘病記録ノート

闘病中一番身近にいてくれた母との対談

第二章:リハビリテーション

嚥下障害を克服するために僕がやったこと

リハビリをする上で最も大切にしないといけないこと

回復期のリハビリと維持期のリハビリの違い

片麻痺を克服するために僕がやったこと

目のリハビリテーション

しゃっくりを確実に止める方法

失語症、高次脳機能障害に効果があったリハビリ

手の痺れでお悩みの方必見!治し方やリハビリの方法をご紹介

脳卒中後のバランス訓練

第三章:ご家族の方へ

家族の人も後悔しないために

看護師さんの存在って大きいな

お医者さんから嫌われる患者・家族の特徴

なぜ病院は転院を迫ってくるのでしょうか?

お医者さんが言っていることのすべてが正しいとは限らない

脳卒中で後遺症が残ったら身体障害者手帳を申請しましょう!

第四章:マインドセット

脳卒中を克服できるかどうかは、99%これで決まる!

大きな成果を出す秘訣は「高い目標設定」にあります。

大病は悪いことだけではない!大病を経験すると人生が輝きだす!

人生は株価と一緒!脳卒中は神様が与えてくれたプレゼント!

「ありがとう」は魔法の言葉

脳動静脈奇形破裂の再発は怖くないの?

思い込みで脳幹出血(脳卒中)になる

気管切開の傷跡は生き抜いた勲章

良い患者でいることの重要性

第五章:退院後の生活について

病気を乗り越えた後の生活

最後に