闘病記録

闘病中一番身近にいてくれた母との対談

投稿日:2020年9月24日 更新日:

母との対談内容を記事にしました。

この記事を読むことで、患者本人にとっても、患者を支える家族にとっても、脳卒中の後遺症を克服していくうえで、何が重要で、何が重要でないのか、まず何をすべきで、次に何をすべきなのか、が明確になる事をお約束します。

母は、僕が脳幹出血で倒れた時も、またカテーテル検査の合併症で、失語症になってしまったときにも隣にいてくれました。そして、そこからの驚異的な回復の様子もずっと隣で見ていました。

そんな母との対談内容は、まさしく本書の中でも最も価値の高い情報だと自負しております。

僕は、この音声を聞くことで多くの人の手助けができると信じてやみません。

長丁場の内容にはなりますが、ぜひご一読いただければと思います。

音声の文字書き起こし

僕:「こんにちは、脳幹出血と脳梗塞の後遺症を克服した上西です。今日は隣に僕の母が来てまして、ちょっと僕と母との対談動画を撮っていきたいと思いますので、何か病気の闘病生活、入院生活の参考にしていただければと思います。はい。では母、「こんにちは」

母:こんにちは

僕:名前は(笑) お名前は(笑)

母:上西信也の母です。

僕:上西真知子さんですね。はい。えーっと僕が2011年1月20日に脳幹出血になったと思うんですけれども、たぶんあのとき夜中だったと思うんですけれども、母に連絡したときどんな気分でした?
母:最初はちょっと信じられないというか、まさかという感じでした。
僕:その救急車すぐに呼んでくれたと思うんですけれども、うーん、何だったかな脳出血だと思った?

母:最初は脳出血か、それともちょっとワインを飲んだとか言ってたので

僕:あー、そうやったね

母:ちょっと日頃からあまり飲まない子が飲んだので、脳出血かそれとも、あのー

僕:脳出血…

母:ちょっと酔ってるのかなという、ちょっとあまり信じること、ちょっと自分の頭のなかでは、ちょっと心配なようで、軽~くちょっと考えてしまっているところもありました。

僕:まぁ、現実から逃げたいというか、僕も、まさか脳出血になるなんて思ってなかったから、その救急隊が来て、「もう、これ脳出血ですね~」って言われた時はすごいショックやったし、だんだん体もおかしくなっていって、左手とかも動かんようになって、左足も動かんようになって、ついには言葉も喋られへんようになってから、あ~ついにこれは本当に脳出血やなって自覚して、まぁ、早く呼んで良かったね~って話しやんね。今から考えると

母:そうですね~、まさか我が子がこういう病気になるとは信じられなくって、救急車で運ばれて、病院行って、処置してもらってるときも、何か飲み過ぎ、飲み過ぎてまた元気な声出して戻ってくるんじゃないかとか、ちょっと軽~く考えてたり、でもすごい不安で不安で仕方なかったですね

僕:僕は救急車呼んでもらって、まぁストレッチャーに乗せられて救急車ですぐに搬送されたけど、その搬送されたときに、何かこの何だろう、よくドラマで出てくる瞳孔を、目の瞳孔を確認するのと、急に酸素マスクを当てられた瞬間に「あぁ、本当に死ぬんだ」って、で、救急車走り出してたぶん一分後ぐらいには意識を失ったんかな。その時に母がいて、何かもう母の顔ももう見えないくらいにグルグル目が回ってて、で、まぁ、なんか「ありがとう」って言って、死んで、ちゃう、意識を失っていったんちゃうかな~。それが最後やったかな~。意識があって、うーん、で、たぶん最初行ったところの病院、まぁ守口生野病院っていうところは、僕全然意識がなくて、気付いたんが大阪の都島区にある総合医療センターていうところも、ほとんど、どれくらいかな意識が戻ったんは、

母:どのくらい~

僕:なんかICUにおったときとかも手を振っとったりなんかしてたんかな俺

母:なんか本人はしてましたけど、ちょっと訳のわからん言葉を、ちょっと夢というか夢のような見ているような話しをしたりとか

僕:で、まったくそのとき意識は、、、たぶん喋っとった、筆談とかしとったんかな?ICUのときとか?

母:せやね、筆談、話したり、筆談というかあれやね、ひらがなで、ひらがなの所を

僕:あー、指して?

母:指して、それで言葉に繋げてたという感じで、

僕:まったく記憶ないわ

母:筆談はまだそのときは、ICUでいてるときは筆談はまだまだ無理でした。

僕:あー、そうやってんや。

母:それから、何日後かな、一週間、どうやったかな?で、重篤、ICUを出て今度は重篤部屋の方に移動して

僕:そのICUおったとき、まったく記憶なかったけど、重症部屋のときはかすかな、たぶん色んな人来てくれたんやろうけど、ウチのその母親の声と今の嫁やね、妻の婚約者の時代の声は聞こえとったから、これたぶんいろんな意識ない人の患者さんの意見とか聞いても声とかは届いているみたいやね~。で、なんやろう、入院中もたぶんMRIとかも何回も入ったんちゃうかな?そのときの音も聞こえ取ったから、お経かなんかに聞こえとったんかな~?

母:そういえばね、MRI受けた後になんかお経が、お経が聞こえるっていうから、いやこの子なんかあのー、おかしなったん違うかな(笑)。心配してましたけども後で分かったらMRI受けたときは、まぁ、お経の木魚を叩く音にも聞こえる

僕:たぶんそやろね。それがMRIの音やったんやろな~。MRIなんか今まで受けたことないから、まったく分からんかったけど、まぁ、音は結構やっぱり聞こえてたというのは、もう、意識が無くても聞こえてたんで、まぁ、この音声聞いている人が意識ない患者さんがいるんだったら、声が届くっていうのを知って、理解したうえで話しかけて欲しいなぁとは思います。

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目次

第一章:闘病記録

序章

【僕が経験した脳の病気①】脳動静脈奇形破裂による脳幹出血

病気をしたのは僕のせい

なぜ、僕は脳卒中による意識不明状態から目覚めることができたのか

【僕が経験した脳の病気②】脳血管撮影検査の合併症で脳梗塞発症

母直筆の71日間の闘病記録ノート

闘病中一番身近にいてくれた母との対談

第二章:リハビリテーション

嚥下障害を克服するために僕がやったこと

リハビリをする上で最も大切にしないといけないこと

回復期のリハビリと維持期のリハビリの違い

片麻痺を克服するために僕がやったこと

目のリハビリテーション

しゃっくりを確実に止める方法

失語症、高次脳機能障害に効果があったリハビリ

手の痺れでお悩みの方必見!治し方やリハビリの方法をご紹介

脳卒中後のバランス訓練

第三章:ご家族の方へ

家族の人も後悔しないために

看護師さんの存在って大きいな

お医者さんから嫌われる患者・家族の特徴

なぜ病院は転院を迫ってくるのでしょうか?

お医者さんが言っていることのすべてが正しいとは限らない

脳卒中で後遺症が残ったら身体障害者手帳を申請しましょう!

第四章:マインドセット

脳卒中を克服できるかどうかは、99%これで決まる!

大きな成果を出す秘訣は「高い目標設定」にあります。

大病は悪いことだけではない!大病を経験すると人生が輝きだす!

人生は株価と一緒!脳卒中は神様が与えてくれたプレゼント!

「ありがとう」は魔法の言葉

脳動静脈奇形破裂の再発は怖くないの?

思い込みで脳幹出血(脳卒中)になる

気管切開の傷跡は生き抜いた勲章

良い患者でいることの重要性

第五章:退院後の生活について

病気を乗り越えた後の生活

最後に