片麻痺を改善させた3つのリハビリメニュー | 生存率1%と言われた脳幹出血と脳梗塞を克服した闘病記録

片麻痺を改善させた
3つのリハビリメニュー

私は、2011年(当時28歳)に、脳動静脈奇形破裂(AVM)による脳幹出血(延髄出血)を発症し、その2年後の脳血管撮影検査中に脳梗塞を発症した経験をもちますが、幸にして殆ど後遺症を残すことなく社会復帰しています。

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↓回復後の様子

片麻痺は、後遺症の中でも最も治したいもののひとつだと思います。

この記事では元脳卒中患者の私が片麻痺を克服するなかでやっていたことについてお話しします。

 

片麻痺のリハビリは質より量である

「どんなリハビリをしたらいいですか?」といったご相談を受けますが、私はリハビリに魔法のようなものはないと思っています。

ですから、脳卒中のリハビリ業界で有名な病院でリハビリをしないと回復しないとか、○○法のリハビリをしないから治らないんだ!と思っているのであれば、私はそれを完全に否定します。

私としては、正直どこのリハビリ病院で入院したとしても、同じように回復する自信はあります。というか実際にそのようにして回復してきました。

ただ、何が一番の決め手だったのかというと、それは自主練にありました。

多くの人がリハビリの先生のときだけリハビリをし、それ以外の時間帯はぼーっとテレビを見たり、疲れたからといって寝ていたりしています。

私は、肌感覚でそれだと回復することはないだとうな。と思っていたので、多くの人とは逆のことをしていました。

時間があれば自主練です。

・指が動かないときは、暇があればスポンジボールをグーパーしていました。

・立ち上がれないときは、ベッドサイドでお尻上げ運動などをしていました。

・目の視力が落ちた時には、マジカルアイと呼ばれる3D画像を見て視力を鍛えるトレーニングをしていました。

・車イス生活の時は、足の動きをよくするために足だけを使って院内を移動するトレーニングをしていました。

大前提として、リハビリの先生に教えてもらったリハビリだけでは改善しないことを頭の中に叩き込んでください。リハビリの心構えは、リハビリの先生とやるリハビリは、自主練をするためのリハビリだと思ってください。

自主錬といっても1日に何時間もする必要はありません。隙間時間でいいので気づいたら自主練をしているイメージです。

次に私が毎日暇があればやっていたリハビリ方法をお伝えします。

 

グーパーをいっぱいする

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握って、開いて、握って、開いて
単純なリハビリ法ですが効果はあります。そしてこのリハビリは、テレビを見ている時、ベッドで横になっているときなど、いつでもどこでもできるはずです。このリハビリに効率的なものはありません。諦めないことが一番のコツと言えます。

「動け!」と頭で言っても動かない時は、動いている反対の手で補助しながらでも、動く感覚を脳の神経細胞に叩き込むようにしていました。脳は現在の医学でもほとんど解明されていません。ですから常識にとらわれ過ぎず、「自分が新しい常識をつくる!」というくらいにチャレンジしていました。

 

さらに効率よくリハビリ効果を高めるアイテム

先ほどのグーパーと動作は同じですが、より握っている感覚を覚えるのと、握力を付けるために行っていました。

こちらの商品です。

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↓程よい硬さが良い指のリハビリグッズ
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大きさも硬さも程よいのでテレビを見ながら無意識に触ってしまうアイテムです。実はこの無意識さもリハビリには重要なのです。

 

電卓を使って指のリハビリ

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指先だけを効率的にリハビリできることはないかと考えたところ電卓を思いつきました。

電卓だとソーラー電池で充電いらず、また場所も取らないので、ベッドの上でも、デイルームでもどこでも気軽にできて、非常によいリハビリになったと思っています。

問題集をPDFにしましたので印刷してご利用下さい。

↓電卓問題集(PDF)
radinavi.com/pdf/dentaku.pdf

最初は、全然うまくいかないんですが、毎日コツコツとやっていると次第に要領が分かってきて、スムーズにキーを打てるようになってきたので、よいリハビリになったと思っています。

ちなみに『僕が使用していた電卓』は下記ものになります。

↓キーが大きくて打ちやすい電卓
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楽天の電卓購入ランキングで1位だったので買ってみました。

 

リハビリ用器具 ペグ

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麻痺等のリハビリでよく使われる「ペグ」を使ったリハビリです。同じ色に並べたりすることで、肩回り、腕回り、手先のリハビリになります。隙間時間でのんびり気長に遊び感覚で楽しんでいました。価格も手頃で助かります。

指先の訓練にちょうどいい大きさですし、指先のトレーニングにとても効果がありましたので、お勧めしたいリハビリグッズのひとつです!

↓リハビリ用のペグ
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麻痺改善のヒントになるかも知れない書籍

次に麻痺改善に役立つかも知れない書籍をご紹介します。

脳卒中の後遺症は、一人ひとり状態、状況が違いますから、このリハビリ、治療方法が一番と言うものは今のところありません。

一人ひとりが良いと言われることを1つづつ試してみるしかありません。ですから、様々な情報を得るのが一番です。

 

脳卒中・リハビリ革命

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↓書籍購入(AMazonへ移動します)
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NHKで特集された内容を書籍化したものです。
おそらく殆どの病院では、脳卒中の麻痺は、回復期を過ぎたらそれ以上良くなることはないと言われてきますが、この書籍に書かれているリハビリ法を使えば、何年も麻痺状態にある人でも、その日のうちに動き出したという事例が無数に起きているようです。

本書と読み進めていくうちに、僕がしていたリハビリと似ていると感じました。
ですからすごくオススメできる1冊です。

回復期を過ぎて諦めている人、今やっているリハビリに限界を感じている人には一読いただきたい書籍です。

 

近い将来の新薬期待

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人類には医学があります。
素晴らしい研究者のお陰で医学は発展していっています。今まで不治の病だと言われていた病気でさえも治る病気だってあります。

これは脳卒中の医学でも然りです。
例えば私も最も注目しているのがサンバイオっていう会社の新薬です。

日本人がアメリカで立ち上げたんですが森(社長)さんって方が居て新薬を開発し申請手前である状況なんです。

新薬と言うのは脳梗塞、外傷性脳損傷の人に投与すると脳が再生すると言う世界初の細胞再生薬。

なんとも常識を覆す話ですよね!

脳が再生するなんて!

それも慢性期に効くらしいアメリカで臨床が終わり日本でも進んでるらしく、麻痺の後遺症で苦しんでる人たちに取っては夢のような話だと思います。

ただ、いい意味で日本は慎重なので今すぐにとはいかないかもしれませんが、承認と許可が下りることを願いましょう

◆特集された映像を共有しておきますね。

悲観してしまって前向きになれないのが1番して欲しくないことなので、希望を持ってリハビリをして欲しいと願います。

 

低栄養状態からの脱却

最後に、もう1つリハビリをする上で大事だと思っていることがありまして、、、

それは低栄養状態から脱却する事です。

僕は昏睡状態の期間と、嚥下障害を患っていたので、2ヶ月近く流動食以外の栄養は取れていませんでした。

そのためリハビリの主治医に

「食事ができている人から比べると、明らかに低栄養状態だから、しっかりと食事を摂るように」

「栄養なくしてリハなしだよ。そしてリハビリにはタンパク質を取った方が良い」

と言われました。

ご存知かも知れませんが、タンパク質は、皮膚、骨、筋肉など身体の組織を作るタンパク質の元になる栄養素で、最大限のパフォーマンスのために、積極的な摂取が望ましいとされています。

僕のような状況でなく、普通に食事ができている人でも、現代の食事ではタンパク質は不足しがちだそうです。

妊婦さんが葉酸や鉄分を摂るようなイメージで捉えてもらえればと思います。

そして、不足しがちなタンパク質は、プロテインサで補うのが効率的です。

プロテインにもさまざまな種類がありますが、スポーツ選手が使っている物を使うと間違いがないです。

たとえばこちらの様な物です。

↓スポーツ選手御用達のプロテイン
https://px.a8.net/3HC4EM

 

まとめ

今回は元脳卒中(片麻痺)患者であった僕が、実際に行っていたことをご紹介させていただきました。

もちろんすべての人に、僕のやり方が合うとは限りませんが、今回紹介させていただいたことを踏まえて、自己分析しながら、ご自身なりのリハビリの法則を見つけていって下さい。