脳卒中の後遺症を残さないために必要な考え方とリハビリ方法について

私は脳幹出血を発症した際には左半身が麻痺してしまい、目の視力もだいぶ落ちてしまいました。また小脳にもダメージを受けてしまった影響で、体のバランス感覚が著しくなくなってしまいました。

脳梗塞を発症した際には、失語症になってしまいすべての文字の読み書きができなくなりました。また高次脳機能障害も患ってしまい怒りっぽくなったり、記憶能力が落ちてしまいました。

2つの脳の病気を経験したので、現れた症状も多種多様なものでした。

ですが、そのほとんどの症状を克服することができました。細かな障害は残ってはいますが日常生活にほとんど困らずに済んでいます。

この記事では僕がどのようにして数々の症状を乗り越えることができたのか、考え方やリハビリ方法等を全て公開します。

僕の経験が少しでもヒントになればと思いています。

◆◆目次
・回復期を過ぎたらもう治らないと言うウソ
・麻痺した手に効果的なリハビリ
・足腰を鍛えるリハビリ

◆回復期を過ぎたらもう治らないと言うウソ

脳卒中の病院に入院すると必ず言われることとして、脳卒中は発症してから大体半年しかリハビリをしても意味がないと言われます。

これは嘘です。

ただし自分の意思で全く動かない状態なのであればそれは本当のことです。

しかし1ミリでも自分の意思で動かすことができるのであれば、何年たってもリハビリを含めた日常生活を送ることによって徐々に徐々に良くなっていくものだと私は実感しています。

◆麻痺した手に効果的なリハビリ

僕は脳幹出血を発症した左手がうまく動かなくなりました。その時にやっていたリハビリを紹介します。まずそもそも論ですが指を動かせるようになるにはかなりのリハビリが必要になります。ハードなものではありませんが、すきま時間があれば動いているのほうの手で動いてない手をのばしたりして動かす必要があります。
このリハビリを暇があれば毎日やる位の量をやる必要があります。

◆足腰を鍛えるリハビリ

立つことや歩くことができなくなった場合には、体がそもそも麻痺してしまっているのが原因の場合もありますが、寝たきりの状態が長く続いていた場合には、筋力が低下しているのも一因となっている場合が多いです。ですから足腰を鍛えるトレーニングをする必要があります。とは言ってもウェイトトレーニングのようなハードなリハビリをする必要はありません。毎日軽い運動内容のものをするだけでも十分に筋力がついてきます。ちなみに私は以下の商品を購入して入院中ベッドに座ってこのトレーニングをしていました。
この器具を使えばベッドに座った状態でトレーニングすることができるので、気軽にいつでもトレーニングすることができるので僕は使っていて非常に良かったと思っています。

◆片麻痺を改善させた
3つのリハビリメニュー

私は、2011年(当時28歳)に、脳動静脈奇形破裂(AVM)による脳幹出血(延髄出血)を発症し、その2年後の脳血管撮影検査中に脳梗塞を発症した経験をもちますが、幸にして殆ど後遺症を残すことなく社会復帰しています。

kkkkk

↓回復後の様子

片麻痺は、後遺症の中でも最も治したいもののひとつだと思います。

この記事では元脳卒中患者の私が片麻痺を克服するなかでやっていたことについてお話しします。

 

片麻痺のリハビリは質より量である

「どんなリハビリをしたらいいですか?」といったご相談を受けますが、私はリハビリに魔法のようなものはないと思っています。

ですから、脳卒中のリハビリ業界で有名な病院でリハビリをしないと回復しないとか、○○法のリハビリをしないから治らないんだ!と思っているのであれば、私はそれを完全に否定します。

私としては、正直どこのリハビリ病院で入院したとしても、同じように回復する自信はあります。というか実際にそのようにして回復してきました。

ただ、何が一番の決め手だったのかというと、それは自主練にありました。

多くの人がリハビリの先生のときだけリハビリをし、それ以外の時間帯はぼーっとテレビを見たり、疲れたからといって寝ていたりしています。

私は、肌感覚でそれだと回復することはないだとうな。と思っていたので、多くの人とは逆のことをしていました。

時間があれば自主練です。

・指が動かないときは、暇があればスポンジボールをグーパーしていました。

・立ち上がれないときは、ベッドサイドでお尻上げ運動などをしていました。

・目の視力が落ちた時には、マジカルアイと呼ばれる3D画像を見て視力を鍛えるトレーニングをしていました。

・車イス生活の時は、足の動きをよくするために足だけを使って院内を移動するトレーニングをしていました。

大前提として、リハビリの先生に教えてもらったリハビリだけでは改善しないことを頭の中に叩き込んでください。リハビリの心構えは、リハビリの先生とやるリハビリは、自主練をするためのリハビリだと思ってください。

自主錬といっても1日に何時間もする必要はありません。隙間時間でいいので気づいたら自主練をしているイメージです。

次に私が毎日暇があればやっていたリハビリ方法をお伝えします。

 

グーパーをいっぱいする

die219
握って、開いて、握って、開いて
単純なリハビリ法ですが効果はあります。そしてこのリハビリは、テレビを見ている時、ベッドで横になっているときなど、いつでもどこでもできるはずです。このリハビリに効率的なものはありません。諦めないことが一番のコツと言えます。

「動け!」と頭で言っても動かない時は、動いている反対の手で補助しながらでも、動く感覚を脳の神経細胞に叩き込むようにしていました。脳は現在の医学でもほとんど解明されていません。ですから常識にとらわれ過ぎず、「自分が新しい常識をつくる!」というくらいにチャレンジしていました。

 

さらに効率よくリハビリ効果を高めるアイテム

先ほどのグーパーと動作は同じですが、より握っている感覚を覚えるのと、握力を付けるために行っていました。

こちらの商品です。

9A26903E-65CC-4063-BC0B-A1DA8A3C5C1D

↓程よい硬さが良い指のリハビリグッズ
https://amzn.to/3vlYCeL

大きさも硬さも程よいのでテレビを見ながら無意識に触ってしまうアイテムです。実はこの無意識さもリハビリには重要なのです。

 

電卓を使って指のリハビリ

57298813-5055-462B-84EC-F20F14553599

指先だけを効率的にリハビリできることはないかと考えたところ電卓を思いつきました。

電卓だとソーラー電池で充電いらず、また場所も取らないので、ベッドの上でも、デイルームでもどこでも気軽にできて、非常によいリハビリになったと思っています。

問題集をPDFにしましたので印刷してご利用下さい。

↓電卓問題集(PDF)
radinavi.com/pdf/dentaku.pdf

最初は、全然うまくいかないんですが、毎日コツコツとやっていると次第に要領が分かってきて、スムーズにキーを打てるようになってきたので、よいリハビリになったと思っています。

ちなみに『僕が使用していた電卓』は下記ものになります。

↓キーが大きくて打ちやすい電卓
https://amzn.to/34gtIIu

楽天の電卓購入ランキングで1位だったので買ってみました。

 

リハビリ用器具 ペグ

2D5F99AD-EA2F-4FB4-A0A4-FD16033D9B6C

麻痺等のリハビリでよく使われる「ペグ」を使ったリハビリです。同じ色に並べたりすることで、肩回り、腕回り、手先のリハビリになります。隙間時間でのんびり気長に遊び感覚で楽しんでいました。価格も手頃で助かります。

指先の訓練にちょうどいい大きさですし、指先のトレーニングにとても効果がありましたので、お勧めしたいリハビリグッズのひとつです!

↓リハビリ用のペグ
https://amzn.to/3voRheb

 

近い将来の新薬期待

人類には医学があります。素晴らしい研究者のお陰で医学は発展していっています。今まで不治の病だと言われていた病気でさえも治る病気だってあります。ただ日本は慎重なので今すぐにとはいかないかもしれませんが、承認が下りることを願いましょう。

再生医療の動画もお伝えしておきますね。
未来は明るいという事です。

◆サンバイオ
https://youtu.be/cFdqHyaj9sw

◆ Muse細胞
https://youtu.be/kwQzpREDV84

◆足腰強化の自主練習にオススメのリハビリグッズ

僕は今までに何度か行自主練習の大切さを何度か繰り返し申し上げていますが、やはり自主練習が1番大事になると考えています。

とは言っても自主練習がしやすい環境を整えることも大切だと思っています。

この記事では僕が入院中と自宅療養中に使っていた自主トレアイテムの中でも足腰を簡単にトレーニングできる物を紹介します。

◆足腰の強化が歩くための基本

僕が脳幹出血を発症したときというのは、左半身が思うように動かせなくなりました。

今は発症前と殆ど変わらずに歩いたり走る事ができるようになりましたが、その前提となったのが足腰の強化でした。

僕はベッドサイドのリハビリの時から、リハビリの先生に足腰の強化ばかりをしていました。

「なんで足腰の強化ばかりするのですか?このリハビリ面白くないし、しんどいし、早く歩くリハビリをして欲しい」とリハビリの先生に言った事がありました。

リハビリの先生は優しく「そうですよね〜。面白くないですよね。でも上西さんは1ヶ月以上寝たきりの生活を送っているので、相当に足腰が弱っています。ですから足腰を鍛えないと立つことも歩くことも出来ませんよ。それに麻痺側の脚を動かすためのリハビリにもなりますからね。ちゃんと歩ける様になるまではずっと続けてもらいますからね」と。

◆ 座ったまま歩行不足を補える運動器具「足踏み健康ライフ」

5C910A81-FAC6-40A7-ACC2-4E5EAB32E709

5分で1000回 座ったまま歩行不足を補える運動器具です。

簡単に始められる事から一大決心が不要で
いつも座っている椅子の下に置いておくだけで楽に運動ができます。

血流が良くなる事でリンパの流れが良くなるのでむくみに効果的です。
代謝が良くなるので身体がポカポカし始め、冷え性の方にもお勧め!
また、血流が良くなるので病変部の回復を促すことが期待され、更に脳も刺激され活性化されます。

目次へ