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ラジオ療法:高次脳機能障害からの回復への音楽の力

高次脳機能障害を改善させた方法という記事にも書かせてもらいましたが、耳からの情報というのは脳に良い刺激を与えるものだと実感しております。

僕が脳幹出血を発症した数日間は昏睡状態となっていましたが、面会に来てくれた方からの声掛けは断片的ではありますが聞こえていました。そしてその声を頼りにして次第に意識を取り戻すことができました。

ただ、現在はコロナ禍の影響で、面会できない環境だと思います。そこで代替案としてラジオやボイスレコーダーを活用して声掛け代わりにして欲しいと思います。

特に名前を呼んで声掛けをしていただくことで、患者の反応は良くなるものだと考えています。

看護師さんの協力が必要になりますが、ぜひトライして欲しいです。
参考にボイスレコーダーのリンクを掲載しておきます。

↓ボイスレコーダー
https://amzn.to/3XTyjKc

↓ラジオとボイスレコーダーが一緒になったものもあります
https://amzn.to/3J1BjAd

 

ラジオを聴くことで脳が成長するとの研究結果

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ラジオは映像ではなく、音声のみで情報を理解する必要があることから、想像力や記憶力の向上になることは何となく想定できるかと思いますが、脳科学者・加藤 俊徳氏が、世界で初めてラジオ聴取と脳の成長の関係を検証しました。

その結果として、ラジオを聴き続けることによって、記憶系脳番地※が最大で2.4倍、聴覚系・理解系脳番地※が最大で2倍成長したことが明らかになり、「ラジオを聴く」という行為が、脳の成長に有益な働きをもたらしていることが実証されました。

↓参考文献
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/

スマートフォンをお持ちでしたら「radiko」というアプリをインストールして、すきなラジオ番組を聞いてください。

↓radiko
https://radiko.jp/
※radikoは無料で利用できます。

同様の発想でAmazonが出している本の朗読アプリもかなり有効だと思います。
(むしろこれが一番脳の神経を使って良いリハビリになったと思っています)

スマホにアプリをインストールして使いますが、操作がめちゃくちゃ簡単でピッピッと、押すだけで再生されるんです。

また本だけではなく、落語や漫才といった楽しめるコンテンツも用意されているので、楽しみながリハビリができて一石二鳥だと思います。

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・Amazonオーディオブック
https://www.amazon.co.jp/adbl_JP

Audibleは、無料の30日間のトライアルも提供しています。このトライアル期間中に、Audibleがあなたに合うかどうかを確認できます。

この記事のまとめ

ラジオもオーディオブックも、映像がないため、聞いた音声を想像する必要がありますが、これがすごく良いんです!

そして、ただ聞き流すだけで、リハビリしている気がまったくしないのに、実は脳に良い刺激を与えているのでめっちゃいいですよ!

脳卒中によってダメージを受けてしまった脳は、残念ながら二度と再生できないそうです。

ただ、リハビリをすることによって他の脳の神経細胞が覚えてくれるようになります。

そして、リハビリの成果をより良くするためには脳が活性化させておく必要があると考えています。

その為の手段として、今回紹介させていただいたラジオやAmazonのオーディブルを試して欲しいと思います。

参考になりましたら幸いです。

 

目次:闘病記録

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ラジオ療法:高次脳機能障害からの回復への音楽の力

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